結婚が決まったらやることリスト!婚約~入籍、結婚式準備やお金のこと

結婚が決まったらやることリスト!婚約~入籍、結婚式準備やお金のこと

プロポーズが無事成功し、ついに結婚!幸せいっぱいのタイミングではありますが、結婚が決まったらやること・決めることがたくさんあるんです。
なにから始めればいいかわからないカップルのため、まずはこれを読めば安心!な結婚準備の段取りをまとめました。

2021.09.13 更新

Contents

結婚が決まったらやること

結婚が決まったらやることは、大きく5つ!


1:婚約
2:入籍
3:人生設計
4:結婚式準備
5:新婚旅行


両親への挨拶を済ませたら、入籍や結婚式、新婚旅行など、どんな順番とスケジュールで進めていくのか、ふたりで相談して進めていきましょう!

1:婚約

①親への挨拶

▼POINT▼
・挨拶は新婦側からが一般的
・ふたりから結婚のスケジュールや将来のビジョンを伝える
・結納や結婚式の希望を聞く

▼POINT▼
・挨拶は新婦側からが一般的
・ふたりから結婚のスケジュールや将来のビジョンを伝える
・結納や結婚式の希望を聞く

まずは、両家の親に挨拶。
結婚準備などを進めるのは、両家の結婚の承諾を得てからにしましょう。
訪問して実際に会うのが基本ですが、時間をかけてビデオ通話などでコミュニケーションを取る方法も。

【詳しくみる】親への結婚挨拶のマナー

②結納・両家顔合わせ

▼POINT▼
・ふたりが結婚を決めてから入籍までのあいだに行う
・近年は「紹介と交流の場」と考えるのが主流
・顔合わせの話題づくりには「顔合わせしおり」がおすすめ

▼POINT▼
・ふたりが結婚を決めてから入籍までのあいだに行う
・近年は「紹介と交流の場」と考えるのが主流
・顔合わせの話題づくりには「顔合わせしおり」がおすすめ

婚約の儀式または記念として、結納や両家の顔合わせを行います。
本来は「婚約の儀式」「婚約記念の場」ですが、最近は、両家の紹介と交流の場と考えるのが主流
結婚するふたりと親同士が集まって、婚約記念品の交換や会食をします。

【詳しくみる】結納と顔合わせの違い
【詳しくみる】顔合わせ食事会準備ガイド
【詳しくみる】結納ダンドリ徹底解説

③指輪探し

▼POINT▼
・結婚指輪の相場は夫婦で20万~30万円
・婚約指輪として、後からデザインを選べるプロポーズリングが人気
・おうちで指輪探しができる、オンライン接客も登場

▼POINT▼
・結婚指輪の相場は夫婦で20万~30万円
・婚約指輪として、後からデザインを選べるプロポーズリングが人気
・おうちで指輪探しができる、オンライン接客も登場

婚約指輪、結婚指輪を探します。
婚約指輪は20~30万円程度のもの、結婚指輪は2人あわせて20~30万円程度のものが相場です。

最近は、プロポーズ専用の婚約指輪として、後からデザインを選べるプロポーズリングが人気
他の人とデザインがかぶらないことから、オリジナルの手作り指輪を選ぶカップルも増えています。

指輪のクチコミサイトRingraph(リングラフ)もぜひチェックしてみてください♪

【詳しくみる】プロポーズリング

<コロナQA>

Q:コロナ禍の状況でも、遠方に住む両親に直接会いにいって挨拶すべき?
A:ご両親の意向を最優先に考えましょう。
会うことにこだわるとしても、実家とふたりの住まいの中間地点など周囲の状況や反応を鑑みて、より心配事の少ない方法を丁寧に見つける姿勢が大事
会うことにこだわらないなら、ビデオ通話や録画したビデオメッセージを送るなど新しい方法で人柄や誠実さが伝わる方法を考えてみるのもおすすめです。


Q:高齢の両親を食事の場に呼ぶのは感染リスクが心配。集まらずに両家顔合わせをする方法は?
A:近年主流となっている「紹介と交流の場」と考えるなら集まることにこだわらなくても実現できそう
結婚するふたりが中心となってオンラインなど両家のスタイルに合う方法を探してみましょう。
同じお酒やお菓子、お揃いの器をプレゼントして同時に食べたり飲んだりすることで、オンラインでも一体感が味わえる仕掛けも楽しそうです。

2:入籍

①入籍

▼POINT▼
・婚姻届の提出は、24時間365日可能
・届け時には、婚姻届・戸籍謄本・ふたりの印鑑・証人(2名)の署名と捺印の準備が必要

▼POINT▼
・婚姻届の提出は、24時間365日可能
・届け時には、婚姻届・戸籍謄本・ふたりの印鑑・証人(2名)の署名と捺印の準備が必要

入籍=婚姻届を提出することです。
入籍時は、婚姻届・戸籍謄本・ふたりの印鑑・証人(2名)の署名と捺印の準備が必要。
届けた日程が「入籍日」となるので、記念日や誕生日など日付にこだわるカップルも多いです。


※補足…「入籍」の意味について
本来「入籍」の意味は、既にある戸籍に新しく入ることを指します。結婚のために婚姻届を提出する場合は、夫婦ふたりの新しい戸籍を作ることになるため、厳密には「入籍」にはならないのです。
しかし、一般的に「入籍」=「婚姻届を提出すること」として、使われることが多いため、そのように活用しても問題はありませんが、本来の意味とは異なることも豆知識としてぜひ知っておいてください♪

【詳しくみる】「婚姻届」完全マニュアル

②結婚にまつわる手続き(引っ越し・氏名変更・仕事・保険・税金など)

▼POINT▼
・結婚の手続きは、入籍と同時期にまとめて変更するのがおすすめ
・氏名や住所変更のほか、仕事や保険、税金の手続きも忘れずに

▼POINT▼
・結婚の手続きは、入籍と同時期にまとめて変更するのがおすすめ
・氏名や住所変更のほか、仕事や保険、税金の手続きも忘れずに

入籍することで、苗字や住まいが変わると、婚姻届の提出のほかに行うべきさまざまな手続きが発生します。

引っ越ししない方は氏名変更のみでOKですが、引っ越しをする方は転居届やライフライン関連の変更など手続きが必要です。
また、結婚にともない、仕事を退職する場合は保険や税金の手続きも必要。

これらの手続きは、入籍と同時期にまとめて変更するのがおすすめですが、引っ越しや勤務先の都合などで同時にできない場合には、チェックリストを参考に漏れのないように確認しましょう。

詳しくは下記の関連記事をチェック!

【詳しくみる】引っ越し・氏名変更の手続き
【詳しくみる】仕事・保険・税金の手続き

3:人生設計

①結婚報告

結婚報告は、結婚にまつわる項目の中でもっとも重要と言ってもいいくらい、その後の人間関係に大きく影響するもの。くれぐれも慎重に計画すること。

また、結婚報告とは「結婚すること(だけ)」を報告することとは異なります。
結婚することによって、何がどうなるのか、合わせて伝えることこそが、結婚報告なのです!

相手によって、報告方法と注意点が異なるのでふたりでよく確認しましょう。


▼結婚報告で伝える内容について▼
結婚報告をすることによって、相手に何を伝えたいのか、お願いしたいのかを整理しておきましょう。


例えば…

●結婚する→でも、住むところも仕事も変わらないから、これからも変わらずよろしく

●結婚する→だから、これからなかなか会えなくなるけど、これからもよろしく


●結婚する→そして、出産を控えています→でも、仕事は続けたいです


●結婚する→先のことはまだ決まっていませんが、これから変化する様々なことのサポートをよろしく


など


【詳しくみる】結婚報告のマナー

<親族への報告>

親族への報告は「親から」が主流。そのため、親には結婚に関わるプラスアルファの情報は正しく伝えておくことが大事です。
親の希望や思い込みがそのまま広く伝わってしまうことのないよう、コミュニケーションを大切に。
また、嬉しいことは、フライングしがちなので、情報解禁日も決めておきましょう。


▼POINT▼
・とくに「結婚式の予定の有無」「相手はどんな人なのか」「結婚後に変わること(住む場所や仕事など)の有無」は伝えておくべき重要ポイント
・友人や勤務先と情報解禁日をずらす場合には、SNSの投稿やコメントを控えていただくようお願いしておきましょう


<友人への報告>

順番とタイミングが非常に重要です!

「1番最初に知らせた」というのは友達として最高の名誉ですが、逆に2番目以降は伝わり方によっては「大切にされていない」という寂しい印象を与えてしまいます。
グループ内で時差が生じないよう、報告リストを作成して、ふたりで情報解禁日を決めておきましょう。

また、報告がノロケにならないよう、挙式の有無やその協力の要請、結婚後も変わらぬ付き合いをという謙虚な「お願い」の気持ちで臨みましょう。


▼POINT▼
・「言っておいて」とか「言ったつもり」はトラブルのもと。想像以上にこの「報告」がもたらす影響は大きいものだとわかっていたほうがよいでしょう。

・「かねてからお付き合いしていた〇〇さんと~」という芸能人の発表のようなSNS投稿は憧れではありますが、好感度を重視するなら個別、グループごとの報告がおすすめ


<職場の方への報告>

まずは直属の上司へ。いつ誰にどのように報告するかを直属の上司に「相談」することから始めるのがマナーです。

上司には、報告のほかに「結婚のための休暇」や「手続き」「異動」や「退社」の希望なども同時にしっかりと意思表示しておくとそのあとがスムーズに進めやすくなると思います。


▼POINT▼
・同僚から先輩や上司に漏れ伝わる…というようなツメの甘さは信用を落としかねないので注意を。
・伝わり方やタイミングが最もコントロールしにくいのが職場。言いたい気持ちをぐっと我慢して、マナーを優先しましょう。


②お金の相談

結婚して家族になると、ふたりのお金の管理はどうなるのか、早い段階で相談しておくのがおすすめです。

働き方、貯蓄の仕方、子どもを望むか、家や旅行など将来の目標について、どう考えているのか話し合ってみましょう。
目標は変わってもよいですが、時々ビジョンをすり合わせる機会を作ろうということを決めておくと安心です。

<結婚式のお金>

結婚式の費用は数万円から数百万円。引っ越しや新婚旅行など、出費が重なることもあるため計画的に
クレジットカードの支払いが可能か、親からの援助を期待してもいいのか、など考えられる選択肢の幅も考えてみましょう。


▼POINT▼
・申込み時にかかる費用、残金の支払い時期などスケジュールと金額の目安を事前に確認して
・貯蓄や援助など、生活費と分けて結婚式にかけられる費用がどのくらいあるのか把握しましょう
・ご祝儀はお祝いの気持ち。おもてなしの目安にしつつ、あてにし過ぎないようにしましょう


<人生のお金>

貯金やマイホームなど大きい話ばかりではなく、まずは働き方や生活費など、お金についてどのようなイメージや相手への期待があるのか、話し合うことは大切です。

将来どこに住むのか、子どもを望むのか、目標や状況は変わる場合があることを想定しながら、どんな生活をスタートさせていくのかビジョンを共有しましょう。


▼POINT▼
・仕事について(働き方、働く場所、転勤の可能性、転職の可能性など)
・住む場所について(賃貸か購入か、実家や生まれ育った地域への引っ越しの可能性など)
・子どもを望むか(妊活や出産費用、教育資金など)


③周りの人との付き合い方

両親や親戚付き合い、友人付き合いなどの話。
とくに結婚式をしない場合は、紹介の場を設けるかどうか、両家の両親とも話し合っておきましょう。
親戚間や友人グループ内のお祝いやお返しなどの慣例があるかどうかなども、今後のお付き合いのためにも知っておく必要があります。

相手が築いてきたこれまでの関係を尊重しながら、無理なく続けられるよう、新しい家族ぐるみの付き合い方を見つけていけるといいですね。


▼POINT▼
・親や兄弟の家族間で恒例のイベントや決まりごとを理解する
・親戚間で恒例のイベントや決まりごとを理解する
・友人グループや職場で恒例のイベントや決まりごとを理解する


4:結婚式準備

①結婚式スタイル探し

結婚式場で、挙式披露宴をするだけが結婚式ではありません。
自分たちにとってぴったりの方法を見つけましょう。

②結婚式準備

結婚式のスタイルに合わせて準備をします。
一般的な準備項目は下記です。

<挙式・披露宴の場合>


・式場探し
・結婚式コンセプトを考える
・ゲストリストの作成
・招待状作成
・ドレス選び
・前撮り
・演出、プログラム決め
・装飾アイテムDIY(ムービー作成、リングピロー、会場装飾など)
・装花決め
・引き出物、ギフト選び
・エステ、ネイル


<1.5次会の場合>


・会場探し
・ゲストリストの作成
・ゲストへの案内
・ドレス選び
・演出、プログラム決め


<フォトウエディングの場合>


・フォトウエディングのスタイル検討
・フォトスタジオ、カメラマン決め
・衣装選び
・ヘアメイク準備


<オンライン結婚式の場合>


・配信方法、プラン、サービス検討
・ゲストリストの作成、招待
・ドレス選び
・前撮り
・演出、プログラム決め
・引き出物、ギフト選び


③結婚式当日

結婚式当日を迎えます。
新郎新婦役に徹して、思いきり楽しみましょう

④結婚祝いのお返し

結婚式をしてもしなくても、結婚祝いをいただいたらお返しをしましょう。
内祝いは、いただいたものの半額程度のものをお返しする「半返し」が一般的。

【詳しくみる】内祝いのマナーや相場

5:新婚旅行

※現在は、新型コロナウイルスの影響で海外への渡航制限がありますが、海外旅行がいけるようになったときのための想定をしておくのもおすすめ。
映像や現地レポートなど情報が充実している今こそリサーチのチャンスです!

①旅行先検討

▼POINT▼
・早めの予約で希望を叶える万全の準備を
・ハネムーン専用のツアーは、お得な特典がつく場合もあるので活用する
・ウエディング撮影を兼ねた旅行の場合は、日程を確定する前にカメラマンなどの手配を
する

▼POINT▼
・早めの予約で希望を叶える万全の準備を
・ハネムーン専用のツアーは、お得な特典がつく場合もあるので活用する
・ウエディング撮影を兼ねた旅行の場合は、日程を確定する前にカメラマンなどの手配を
する

ハネムーン先を選びましょう。
ゆっくりしたいのか、観光したいのか、写真を撮りたいのかなど、目的に合わせて選ぶのがおすすめ

とくに、まとまった長い休暇を取りづらい職種や勤務先の場合には、新婚旅行は貴重な機会になるので、ふたりでよく話し合ったりリサーチをしたりして慎重に決めましょう。

②旅行準備

▼POINT▼
・ウエディング撮影用の衣装やヘッドドレスなどは現地調達が難しい場合があるので、持参するのが基本
・とくにシューズやサンダルは見落としがちなので注意

▼POINT▼
・ウエディング撮影用の衣装やヘッドドレスなどは現地調達が難しい場合があるので、持参するのが基本
・とくにシューズやサンダルは見落としがちなので注意

忘れ物のないように準備しましょう。
お土産リストなどの用意は必須!

③旅行当日

▼POINT▼
・挙式前後の日程で旅行をする場合は、体調管理と日焼けに注意
・スケジュールは詰め込みすぎないのが吉

▼POINT▼
・挙式前後の日程で旅行をする場合は、体調管理と日焼けに注意
・スケジュールは詰め込みすぎないのが吉

怪我や病気をしないように、旅行を楽しみましょう。
思い出になるので、簡単な日記をつけておくのがおすすめです。


監修/ウエディングプランナー岡村 奈奈

音大卒業後、専門式場などの婚礼施設勤務を経て2005年にフリーに転向。執筆・監修、メディア出演多数。オーソドックスなスタイルから、アウトドアや音楽ホール等でのユニークなウエディング、伝統的な和婚までオールマイティに対応。カウンセリング型のプロデュースに定評がある。「結婚する子どものために 親がすること、できること」(日本文芸社)「ウエディングプランナーが教える、結婚式と準備が”もっと”楽しくなる方法」(誠文堂新光社)著者。
http://www.nanea.jp


本記事は、2021年09月13日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。

ウエディングパーク編集部
ウエディングパーク編集部

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