何もかも「最幸」な1日を過ごせるシェラトン♪

挙式会場について

チャペル「エル・シエロ」を利用しました。
少人数での結婚式でしたので、収容人数の多いメイン会場を選ぶことで、後列の椅子の余りを少し心配しておりましたが、式中はあまり気になりませんでした。
中心にある柱はバージンロードを二本にするという工夫でしたが、こちらは実際のところ入場してすぐの姿が、角度によっては見えない席がどうしても出来てしまいます。
ある程度まで進むと問題ないのですが、少人数の場合だとその間、両サイドにゲストが居ないので少し気まずいです。笑
天候や時間帯にもよるかと思いますが、窓から見える絶景は写真に収めようとしても白飛びする可能性が高いので、カメラよりも肉眼で堪能することをオススメします。

本来チャペルではなかったということで、造りとしては他と変わっていますが、何と言っても地上141mの“九州で一番高い場所で挙げる結婚式”というのは魅力だと思います。
フラワーシャワーや、他会場では人前式だとオプションのことが多い生演奏や聖歌隊が、プラン内なことにも驚きました。
司会者さんではなく、外国人の司式者さんというところも素敵です。
窓のカーテンオープンのタイミングも、天気次第で当日のギリギリまで融通が効くということで安心でした。
海や空が好きな方は特に、この優越感と満足感に勝るチャペルはないかと思います！

披露宴会場について（会場名：マーブル）

シェラトンのホテル部分の建物ではなく、隣接しているコンベンションセンターへ移動し「マーブル」という小会場で披露宴を行いました。
普段は小さな集まりや食事会をはじめ、会議室や応接室のような使い方をしているようです。
長方形の部屋に洋風な照明や印象的なカーペット、小さいながら壁も凝ったデザインになっています。
奥は壁一面窓になっており、松林の先には海も見えます。
入場時はカーテンが閉まっておりましたが、気が付いたスタッフさんが途中で開けてくれていました。
ここで唯一残念なポイントが、海風に晒されているので仕方ないのですが、黒ずんでかなり汚れたホテルの外壁が右側に見えることです‥。

今回、私たちは横使いで円卓を並べましたが、見学時に拝見した流しのテーブルセッティングもゆとりがあり好印象でした。
また、タイミングによってはフロアが貸切のような環境になりやすいかと思います。
チャペルからの移動は距離がありますが、連絡通路を通るので空調の心配もありません。
派手な演出やライティングを好まれる方には物足りないかもしれませんが、昼間の明るい時間帯に少人数で、アットホームな雰囲気の披露宴には申し分無い会場だと感じました！

最初の見積りから値上りしたところ

削る一方でしたので、増えた項目はありませんでしたが、写真屋さんの選択では少し奮発し、お値段が上のお店を選びました。
枚数の多さや特典も魅力的ですが、形に残るものなので、仕上がりや撮り方のアングルのセンスなどが好みのところを優先しました。

想定外だったことは、装花です。
遠方なのでゲスト含め持ち帰りを考えておらず、アレンジメントではなくナチュラルな小瓶でのコーディネートを希望したのですが、業者さんとの打ち合わせでご提案頂いた写真は1テーブル数本足らずの、あまりに少ない切り花で見積と同じ価格だと言うので驚きました。
見積がスタート価格と言われてしまえば、減らしにかかっているこちらの責任なのかもしれませんが、メインテーブルもお花のボリュームにしては随分高かった印象です。
ブーケの打ち合わせで話した内容もイマイチ反映されておらず、希望と逆の路線になってしまっていましたが、さすがに当日の状況で反対意見も空気的に言い出せず泣き寝入りでした。
生花は素敵ですが仕上がりが当日まで分からないですし、最近はフェイクグリーンの質も高いものが多いので、同じような希望の方は予めイメージが的確な造花を持ち込まれても良いかもしれません。

最初の見積りから値下りしたところ

上記で粘ったこともあり、ゲストテーブルの装花のベースになる切り株のレンタルと、ケーキテーブルの飾りはサービスして頂きました。
元々お花を減らす代わりに飾りを多く持ち込む予定でしたので、結果的に可愛くなりましたが、ブーケは未だ無念です。

持ち込んだ飾りの多くは、100円ショップにお世話になりました。
結婚式は1月でしたが、リゾートがテーマでしたので夏のうちに揃えました。
ライト系などの光り物はクリスマス前になると、種類も増えるのでオススメです！

その他ペーパーアイテムは手作りし、招待状は案内状のような形にしました。
2テーブルのみでしたので席次表は作らず、その代わりドリンクのメニュー表をコーディネートに合わせたクラフト紙で作成し、席札と合わせて全員分配置しました。

お見送りのプチギフトは、海外のオシャレなチョコの掴み取り！
女性は右手、男性は左手、子どもは両手とルールまで決めて。笑
少人数でしか出来ないことだと思ったので、最後まで楽しんでもらえたかと思います。

料理について

演出をほとんど入れなかったこともあり、ここまでゆっくり食べることが出来た新郎新婦も珍しいのではないかと思うぐらい、普通に食事しました。笑
コースは一切いじらず、スタンダードなものでしたが、ゲストからも「美味しかった、お腹いっぱいになった」と言われ満足です。

また演出を入れないながらも、ウエディングケーキだけはこだわったのですが、期待値を遥かに超える仕上がりに感動しました。
ゲストに子どもが居たこともあり、人数以上のボリュームの2段でそれぞれテイストが違うものにし、更に母が好きな宮崎発祥の「じゃりパン」風クリームを作って頂きました。
これが私の人生で一番美味しかったケーキです！
特注だったので、もう二度と食べられないと思うと凄く悔しい、それぐらい美味しかったです。
上段は、じゃりパン風ケーキにナッツを散りばめ、流行りのカラードリップでメープルシロップを。
下段は子どもウケの良いチョコケーキ、トップにはサーフボードの前でキスする新郎新婦のケーキトッパー。
とてもとても可愛いウエディングケーキになりました！

ロケーション（立地、交通アクセス）について

夫婦共に福岡県出身在住ですが、ふたりとも宮崎に縁があり、“プチリゾート婚”と称して遠方での結婚式を決めました。
海に携わる職業でサーフィンが趣味の新郎と、宮崎に住む親族が居て飛行機が好きな新婦、海と空の間にあるチャペルと知り、ここしかない！と思いました。
1月でもゲストにアロハシャツとムームーのドレスコードが出来る場所は、日本で多くないと思います。笑

移動手段は車で直行の便と、飛行機＋電車やバスの2通りでしたが、駐車場も多く、大きな施設の中にある場所なので、バスもたくさん出ています。
婚礼価格での宿泊も有難く、大変喜ばれました！

スタッフ・プランナーについて

遠方につき、担当のプランナーさんとの打ち合わせは、申し込みの次に衣装選びのタイミングで訪れた、実質1度でした。
その他はメールに画像を添付しイメージを伝えたり、業者さんとは電話でやり取りをし、結婚式前日の確認の打ち合わせまで迎えることが出来ました。
返信が遅くなってしまったり、たくさん無理を申しましたが、日頃のメールの文面ではとても丁寧な言葉を綴られていて、心地の良い接客をしてくださるプランナーさんでした。

（ここからは元プランナーの新婦視点ですが‥）
会場ごとで違いはあるかと思いますが、シェラトンでは見学時に付いて頂く営業さんと、会場が決まってから打ち合わせを進めていくプランナーさんが異なります。
また少し変わっているのは挙式のプロデュース会社が入っており、挙式はその会社の担当の方と、披露宴はシェラトンのプランナーさんと、別物で話をしなければなりません。
遠方でなければ、そこまで苦にならないことなのかもしれませんが、通常の各業者さんに更にプラスな感覚でした。

当日のスタッフさんに関しては、ゲストからの評判も良く、皆さんの雰囲気があってこそだったと言っても過言ではありません。
まるで親族の一員かのように溶け込んでくださった介添さんに、司会者を入れていないことを忘れるほど進行が上手な先導キャプテン、盛り上げ上手なカメラマンさん。
福岡でたくさんの結婚式を見てきましたが、宮崎の方のお人柄ならではのサービスだったのではないかと本当に思います。
このスタッフさん方に作って頂く結婚式を体感し、遠方の少人数だけど、シェラトンで間違いなかったんだと確信しました！

この式場のおすすめポイント

福岡の式場との比較になりますが、衣裳・美容に関して、宮崎のサービスは凄いです！
ドレスは各ブランド揃っているにも関わらず桁違いに安く、普通であれば買い取りが必須のベールやグローブなどといった直接肌に触れるアイテムも、無料で貸し出してくれました。
ティアラやアクセサリーも全て無料が当たり前といった感じでしたので、本当に驚きです！
無料というより、セットといった感覚なのでしょうか。
挙式後とお色直しの際のヘアチェンジの料金も、衣装代に含まれているとのことでした。
この部分で、相当予算を抑えることが出来ました。

また試着に1度しか行けなかった新郎に対して、前日の最終調整の時点でまだ候補を残しておいてくださり、とても助かりました。
私のグローブも長さ違いを「当日の気分で決めたら良い」と両方準備しておいてくれたり、アレンジ用に持ち込んだレースを縫い付けに、お色直しのタイミングでわざわざ駆け付けてくださったり、価格以上のサービスが本当に素晴らしかったです！！

• 宿泊提携あり
• ワンフロア貸切可能
• オリジナル生ケーキ対応
• 高層階
• 新婦の控室が個室
• 宴会場から緑が見える
• 宴会場から海が見える
• 外国人牧師
• 挙式での生演奏
• チャペルから海が見える

この式場で素敵な結婚式を挙げるためのアドバイス

結婚式は言ってしまえば正直、新郎新婦の自己満足でしかありません。笑
それぐらい人生でたった一度、間違いなく主役として輝ける日です。
特に女性からすると、花嫁の気合いの入り方は私が言うまでもないと思います。
同じぐらい、もしくはそれ以上の熱量を持った新郎さんであれば、楽しく準備が進められそうですが、実際は仕事もあるし家事などの日常生活をこなしながらの作業で絶対にケンカします。笑
でも、その価値観の擦り合わせが、結婚に向けてお互いに歩み寄る最初の出来事なんじゃないかとも思います。

私は近しい親族だけを招待した、ささやかなパーティーでしたが、それでも自分のことばかりになってゲスト目線で考えられなかったことがたくさんあったなと今でも思います。
自分は何度も足を運んでいる会場でも、ゲストは初めて行く場所かもしれないということ。
集合時間の、その前のゲストの行動を想像してみること。
準備という準備ではないけれど、前もって声掛けや連絡で言うべきことがあるかもしれません。

そして、ブライダル業界にいたからこそ伝えたいことは、プランナーをはじめ、結婚式に携わるスタッフや業者の方は、そんな幸せで貴重な1日をお手伝い出来ることを心から誇りに思っています。
自分のことのように、一緒になって必死に準備しています。
だから当日は、信頼して身を任せて大丈夫です。
こんな世の中になってしまったけど、結婚式を諦めて欲しくない‥。
一組でも多くの新郎新婦が素敵な時間を過ごせますように。

費用明細

14名1,027,818円税込

（1名あたり73,416円）

（特別割引 0円）

※各項目ごとの金額は、投稿いただいた費用明細画像から算出をしているため、グラフ表示はあくまで参考としてご利用ください。詳しい内訳は費用明細画像にてご確認ください。

※現在とは異なる場合がございますので、最新の状況は各式場にご確認ください。なお、費用明細の内容を式場との価格交渉などに利用することはご遠慮ください。