まず試食をし、オーナーとじっくり話をすること

「神門」の魅力を一言で言えば、とにかく料理がおいしいということです。会場を決めるにあたり、複数の結婚式場を見学しました。参列者に喜んでいただくためには料理を重要視したいという考えから、「神門」で結婚式を行うことを決めました。

私たちの結婚式は、「できるだけ質素に、心からおもてなしをする」をテーマにしました。遠方からの参列者もいたため、金銭的にもできるだけ気軽にお越しいただきたいという理由から、親族扱いをした参列者以外の皆様に対しては会費制(1人15,000円)にしました。参列者の皆様にとっても大切なお金を、無駄遣いせず、できるだけ皆様にお返ししていこうと考えました。
予想収入額が少なく、正直お金のやりくりにはかなり頭を悩ませました。お色直しやブーケトスをなくすなど、自分たちを飾るためのコストを徹底的に削減し、また、会費制の参列者の皆様に対しては引菓子(持ち込み)のみとさせていただきました。
そのかわりに、披露宴の内容をできるだけ多くの皆様が主役になれるようにプログラムを工夫したり、ドラジェのお菓子を手作りにし、参列者一人ひとりに対してメッセージカードを書くなど、手間を惜しまず、私たちを支えてくださっている皆様への感謝を伝えることに専念しました。

参列者の皆様からも「料理がおいしかった！」という感想が数多くありました。「スタッフの対応もよく、居心地がよかった」「心があたたまった！」という感想をおっしゃった方もいらっしゃいました。司会の方や衣装の方たちも、一生懸命仕事をしてくださいました。

「神門」のオーナーは、ご自身の信念と理想をお持ちです。オーナーの考えに耳を傾け、理解を示しながら、自分たちの考えをじっくりと伝えていくとよいと思います。私たちも結婚式を行うにあたり、親族、友人をはじめとした多くの方々からアドバイスをいただきました。また、結婚式場を決めるときも、自分たちが納得できるまで、何度も複数の結婚式場に足を運びました。面倒くさがらず、新郎新婦でじっくり話し合いながら、ひとつひとつを丁寧に行うことが大切なことであるような気がします。

• 宴会場から海が見える
• 持ち込み無料