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ふたりで結婚の約束を交したら、待っているのは両親への結婚挨拶。そして挨拶が済んだら、両家顔合わせの食事会や、結納などの検討も始めなければなりません。でもいざ始めると、段取りやマナーについて知らないことが多く、場合によっては相手のご両親に失礼にあたることにもなりかねません。それを避けるためにも今回は、これさえ知っておけば自信を持って「当日」を迎えられる結婚の挨拶と両家顔合わせ・結納の段取り&マナーをご紹介します。

お互いに結婚の意思を確認しあったら、まずは自分の両親に伝えましょう。「結婚を前提に付き合っている人がいる」と報告を。
結婚はふたりだけの問題ではありません。育ててくれた両親への感謝の気持ちを伝え、きちんと承諾を得ることが大切です。

一人暮らしなど、両親と離れて暮らしているなら電話でもOK。でも、大事な結婚の話をメールで済ませるのは考えモノ。できるだけ自分の口から直接伝えましょう。
次は、両親と会う日時を決めましょう。その際、両親の都合にできるだけ合わせること。お盆やお正月は、来客と重なるかもしれないので事前に確認を。また時間帯は食事の準備の手間をかけないよう、お昼過ぎに設定するのがマナー。もちろん、申し出があったら素直に受けて。親しくなるチャンスです!
ベスト時間:週末の14:00~16:00
ふたりの出会いのきっかけや、交際期間について事前に話しておけば、頭ごなしに反対されることもないはず!

当日、スムーズに話が運ぶよう、相手の情報を事前に両親に伝えておきましょう。また、できれば、相手の親の情報もリサーチしておけば、当日の会話もスムーズに運びますよ。
<伝えておきたい情報>
名前・年齢・出身地・職業・家族構成・学歴・趣味や特技・性格・食べ物の好み・持病の有無・離婚歴や子どもの有無・触れてはいけない話題
訪問前に次のような準備をしておけばバッチリ!
◆将来設計を事前に話し合って!
ふたりとも働くのか? 住居は? 両親との同居はあるのか?といった結婚後の様々なことを話し合っておくこと。ふたりの考えを質問された時にしっかりと応えることができれば、信頼度もアップ!
◆男性は結婚の申し込みの言葉を用意
男性は自分なりの言葉を用意し、結婚の意思を相手の両親に伝えて。念のため、反対された場合にどう対応するかを考えておくこともお薦めします。
◆呼び名を決めておきましょう
お互い、ニックネームや下の名前で普段は呼び合っていても、最初に挨拶に伺った時は、両親の前で「○○さん」と下の名を「さん」付けで呼びましょう。

どちらかの両親に反対されたら、その理由を聞き、「本日はこれで失礼しますが、近いうちにまたお伺い致します」と結婚の意思は変わらない事をしっかり伝えておきましょう。

初めて訪問する時は、手土産を持参することが大人のマナー。選ぶ時はあらかじめ相手の両親の好みをリサーチして、嫌いなものもしっかりチェックを!
金額は3,000円~5,000円程度の品でOK。最近、話題のご当地グルメのお取り寄せや人気スイーツなどは喜ばれるうえ、話も盛り上がってGOOD!

当日、手土産を相手の家の近所で購入して持参するのはNG!間に合わせで買ってきたと誤解されるうえ、金額もわかってしまうかもしれません。事前に購入し用意しておきましょう。
家族の人数分を買うことを
お忘れなく!

相手の両親への第一印象が肝心!誠実そうなイメージを与える、清潔な服装を心がけることが大切です。普段の自分のスタイルよりも親世代の目にどう映るのかを第一に考えることが成功のポイント。
「普段着で」と言われても、もちろんGパンはNG。男性は紺やグレーのオーソドックスなスーツ、女性は品のあるワンピースが無難でしょう。胸元が大きく開いたり、スカート丈が短か過ぎるモノは避けて。頭髪や爪もチェックを!忘れがちな靴もしっかり磨いておきましょう。

ストッキングは途中に伝線してしまうことも考慮し、予備を一足用意しておくことが賢い女子のマナー。メイクやマニュキュアもナチュラルにね。

〈1〉訪問時間
約束の時間よりも2~3分遅れて到着することがポイント。相手側の準備を考えてのマナーですが、それ以上に遅れると失礼にあたるので気をつけて。
〈2〉玄関で第一印象が決まる!
家に着いたらコートは門の前で脱ぐこと。傘もたたんでから玄関に入ります。玄関では、相手にお尻を見せないようドアを閉め挨拶を。正面を向いたまま靴を脱ぎ、靴の向きを変えて隅に揃えて置きます。
〈3〉リラックスした会話~いよいよ挨拶へ
挨拶のタイミングは部屋に通され全員が揃ったら。「○○と申します。本日はお時間を作って頂いてありがとうございます」と正式に挨拶して。その際に手土産を渡します。お茶を頂いたりしながら、場の雰囲気を和ませるリラックスした会話から始めて。
〈4〉早めに退室が肝心
話が盛り上がって長居なんてならないようにするのがマナー。ひと通り話が終わったら「そろそろ失礼します」と切り出して。コートはすぐに着ず、玄関でお礼を伝え退室しましょう。
〈5〉最後まできっちり!
帰宅後、お礼の電話をしておけばさらに礼儀正しい印象に!「ただ今帰りました。本日はありがとうございました」と伝えましょう。
<注意>
相手の親を「お義父さん、お義母さん」と呼ぶのはタブー。
「○○さんのお義父さん、お義母さん」と呼ぼう。また、お互いを呼び捨てやニックネームで呼び合ったり、イチャイチャしないように注意。

部屋に通され、「こちらにどうぞ」と進められたらその席に。特に座る位置を指定されなかったら、下座に座ることがマナーです。
(※1が上座 4が下座)


企画・構成 千葉伸子 / 取材・文 伊東りり子