【涼しくなってきたら、レトロな町歩きが最高!】馬籠〜妻籠ハイキングのススメ

かつて、江戸と京を結ぶ木曽街道の宿場町として栄えた妻籠宿。江戸時代のレトロな町並みが残っているので、ただ歩いているだけでタイムスリップしたかのような気分を味わえます。さて、そんな楽しい妻籠宿ですが、馬籠峠と馬籠宿を歩くハイキングコースがあるのはご存知でしたか?景色と一緒に自然も楽しめちゃうハイキングコースは、秋のアクティビティにピッタリ!

2016.09.23 更新

全長9キロ!ゆっくり3時間かけてハイキングスタート「馬籠宿」

スタート地点は馬籠宿。古くからの町並みや石畳、神社をはじめ、記念館なども残る馬籠宿は、歩いているだけでも気分があがります。馬籠宿周辺では食事なども出来るので、お昼をここでとるのもいいかも。そばや五平餅など、この地方ならではのグルメも街中で食べられるので、ぜひ味わってみて!

長く続く、ゆるやかな上り坂「馬籠峠」

馬籠宿を越えるとゆるやかなのぼり坂が続きます。距離としては2キロ程度で、秋の中頃であれば気持ちよく歩くことが出来るはず。道の脇にはカキ氷の店などもぽつぽつと並んでいるので、朝早くからハイキングをスタートさせているひとは、いくつか立ち寄っても楽しいかもしれません。木に囲まれた石畳の道などもあるので、思い切りマイナスイオンを感じながら歩けるのも魅力的です。

長野側まで来ると、今度は下り坂に!「一石栃」

下り坂になったら、そこからは妻籠宿まで一直線。そのスタートポイント近くに設置されている妻籠宿の一石栃白木改番所跡には、かつて宿と宿との中間にある休息所であった立場茶屋の遺構が残っているので、かつて同じ道をたどった先人に想いを馳せながら休憩するのも良さそうです。

桜の名所でもある、安産のパワースポット「子安観音」

一石栃白木改番所跡のすぐそばにあるこちら。無料の休憩所になっている立場茶屋の近くにあります。「一石栃に住むものは難産しない」という言い伝えから観音様が祀られたという言い伝えがあり、安産のパワースポットとしてわざわざお参りに来る人も増えているそうです。

川英治の小説「宮本武蔵」の舞台にもなった滝「男滝・女滝」

ちょうど、妻籠と馬籠の間になるこちら。滝入口から階段を降りると、左手に「男滝」右手に「女滝」があります。「男滝」は滝壺は小さいながら横幅があり、水流も激しい勢いのある滝です。「女滝」は途中に段差を持つ二段の滝で、少々細めながら滝壺は深め。あの宮本武蔵が、この滝で修行したとも言われていて、フォトスポットにもぴったり。

松本城に想いを馳せて「倉科祖霊社」

天正14年、松本城主小笠原貞慶の重臣倉科七郎左衛門朝軌が、関白秀吉への献上品を運ぶ途中に、このあたりで地元の士豪たちに襲われ、従者30余名とともに全滅させられたという伝説が残る場所。未だに姿がのこるこの祠は、無念だっただろう倉科の霊を鎮めるために祀ったもの。どこか、静謐とした空気が漂っているのが特徴です。

これが見えたら、妻籠にゴール!「橋場の道標」

妻籠は、中山道と飯田道の分岐点として栄えた場所。この道しるべは、その分岐点に立つ高さ3メートル程度のの大石標です。これが見えたら、妻籠はもうすぐ!妻籠に到着すると、馬籠と同じく古い街並みが残り、歴史資料館や遺跡などもあるので、ゆっくり見て回れば江戸時代に実際にこの道を歩いた人の気持ちがさらにわかるはず。また、飲食店やお土産どころもあるので、お土産の購入もお忘れなく!


[妻籠馬籠]
住所:岐阜県中津川市馬籠4300-1
アクセス:JR「中津川」駅からバスで約25分「馬籠宿」駅下車

▼今回登場した場所についてはこちら
1:馬籠宿
2:馬籠峠
3:一石栃
4:子安観音
5:男滝・女滝
6:倉科祖霊社
7:橋場の道標

本記事は、2016年09月23日公開時点の情報です。情報の利用並びにその情報に基づく判断は、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮したうえで行っていただくようお願いいたします。

ウエディングパーク編集部
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